Save
脊髄損傷や脳梗塞後遺症、パーキンソン病などの難治性疾患は、まだ十分に確立した治療方法が存在しません。再生治療はこれらの難病や救命医療に対する新しい治療方法として期待されいています。とはいえ、再生治療は治療に使う幹細胞が必要不可欠です。現在、おもに骨髄や臍帯血から幹細胞を確保していますが、骨髄採取には身体的負担がありますし、臍帯血は採血チャンスが限られる、などの課題があります。
ところが、自然と生えかわる乳歯や治療で抜歯する親知らずから得られる歯髄細胞は、身体に負担なく採取でき、若くて元気な幹細胞なので、色々な治療に利用することができます。
「DPストック」とは、難病や救命医療などの再生医療に対応する細胞の備蓄で、いわば「献血」ならぬ「献歯」のボランティア・プロジェクトです。
乳歯、20歳以下の親知らず 無料
①同意書記載
②抜歯・発送
③検査・保管
④研究等利用
●通常、細胞を取り出した歯は廃棄しますが、ご要望があれば歯を返却することも可能です。
●ご提供頂いた歯髄(しずい)細胞は、研究等に利用させていただくため、提供者ご本人やご家族の治療に利用することはできません。
良質の幹細胞が歯髄(しずい)細胞の中にあるとはいえ、その量は決して多いわけではありません。ますはその細胞を一定量まで培養し、治療利用に備えます。そして、細胞保管施設において長期間冷凍保存しておく必要があります。その保管機関こそ「歯髄(しずい)細胞バンク」です。
保管を希望されるお客様が安心して「歯髄(しずい)細胞バンク」をご利用いただけるよう、当社が運営するACTE再生医療研究センターを中心に、大学病院や医療法人グループの細胞保管施設とも連携しています。
保管施設では歯から歯髄(しずい)組織を取り出し、一定量まで培養して細胞を増やし、各種検査で細胞の状態を入念にチェック。その後、-150℃以下の液体窒素タンクで冷凍保管。
万が一に備え、2ケ所の細胞保管施設であなたの細胞を大切に保管します。
年齢制限なし
[初期更新料]10年間保管:30万円(税抜)
[登録更新料]10年間更新:12万円(税抜)
①同意書記載
②抜歯・発送
③培養
④契約・入金
⑤検査・保管
⑥治療等利用
●初期費用には、登録料、培養料、検査料、複数施設の保管料などすべての費用が含まれていますが、歯医者さんでの抜歯料は含まれていません。
●虫歯が悪化しているなどの理由で細胞培養ができない場合がありますが、保管に至らない場合は一切の費用はかかりません。
●抜歯から保管までの期間は1~2カ月かかります。経過報告はメールなどで段階的にご報告します。
●通常、細胞を取り出した歯は廃棄しますが、ご要望があれば歯を返却することも可能です。
●お預かりした細胞は他人や研究に利用されることはありません。
抜歯した親知らずや小臼歯は保存しておけば、移植や再生医療に使えます。
歯の活用法:1 ―――― 移植
将来、別の歯が虫歯になったら。
抜歯したところに、保存しておいたご自分の歯を移植できます。
液体チッソ中で歯を
冷凍保存します。
通常はそのまま捨てられ、医療廃棄物となってしまいます。
後になって、別の歯が虫歯になりました。抜歯しなくてはいけません。
虫歯を抜いたところに、冷凍保存しておいたご自分の歯を移植できます。
自分の歯だから、噛み心地もスムース
ご自分の歯(冷凍保存しておいた歯)を移植すると、歯と歯槽骨のあいだの歯根膜が再生されてきます。歯根膜は、ものを噛んだ時にクッションの役割を果たす ため、自前の歯で噛んでいる感覚が戻ってくるというメリットがあります。ご自分の歯ならではの、しっかり安定して埋め込まれた、噛み応えのある歯をつくれるのです。 なお、移植にかかる費用は、入れ歯やインプラントと比べて高くありません。
歯の活用法:2 ―――― 再生医療
歯の幹細胞を活用して、
病気を治療できる可能性があります。
1:抜歯した歯 | 冷凍保存 | 2:再生医療に活用 |
親知らず・小臼歯・乳歯![]() |
液体チッソ中で大切に 冷凍保存します![]() |
●神経難病 パーキンソン病、アルツハイマー病、 脊髄損傷など ●骨や軟骨の疾患 骨折、骨粗鬆症、じん帯断烈、 歯周病、関節症など ●筋疾患 筋ジストロフィーなど ●皮膚疾患 火傷など ●肝疾患 |
歯の活用法:3 ―――― DNA鑑定
歯を冷凍保存しておけば、万一の時にご本人さまであることの確定や
親子鑑定などにご利用できます。
歯科医院
親知らず、小臼歯、乳歯を 当歯科クリニックで抜歯します。
実体顕微鏡で歯の検鏡と画像保存
研究所に配送された歯は、保存する前に実体顕微鏡で歯根膜等の状態を検鏡し、
歯のデジタル画像を記録します
クリーンルーム内のクリーンベンチで、 抜去歯を処理
冷凍保存のため、抜去歯を適切に前処理します。
液体チッソ中(-196℃)で抜去歯を〈半永久的に〉冷凍保存
抜去歯は、完全密封型の特殊プラスチック容器に封入。
その後、独自の冷凍保存技術を使って、-196℃の液体チッソ(タンク)中で、
抜去歯を半永久的に保存します。
歯の保存IDカード
データ管理された歯の冷凍保存IDカードを発行し、 患者さまにお渡しいたします。
10年間保存 88,000円(税込)
延長料(10年) 30,000円(税込)
以下の場合、割引がございます。お問合わせください。
1)同一の患者様が2回目以降に歯を冷凍保存する場合
2)初回でも2歯以上同一日に抜歯保存の場合
3)便宜抜歯等で3歯以上冷凍保存する場合は、特別割引
4)歯を冷凍保存した患者様の紹介でお知り合いが保存する場合、紹介者様にも被紹介者様にも5,000円キャッシュバック
5)1年以内に保存した歯の移植が予定されている場合
●料金に含まれるもの
歯の冷凍保存および治療のための輸送費用、歯の冷凍保存にかかる一切の費用(抜去歯の検査料、歯の冷凍保存料、試薬代、輸送および保存容器代、保存処置 料)、画像撮影料とデータ保存料、歯の保存IDカード発行料、歯の冷凍保存に関する相談料を含みます。
抜歯の治療費や移植・再生医療にかかる医療費は含みません。
できるだけ自分の歯でいたい 将来、虫歯ができて抜歯した後に、冷凍保存していたご自分の歯を活用できます。 自前の歯ならではの、噛み心地を実感できます。 さまざまな病気に備えたい 将来の神経や骨、筋、肝、その他の難病に備えて。研究が進む再生医療への期待から、保険のつもりでご自分の歯を捨てずに保存しておきましょう。
乳歯を、万一の病気に備えて 歯髄のある乳歯は再生医療に活用できる可能性があります。将来、お子さんが万一、神経、骨、筋、肝などの難病になった時に備えて、研究が進む再生医療への 期待から、保険のつもりで、歯髄のある乳歯を抜歯することがあったら保存しておく価値は充分にあります(歯の移植には使えません)。
親御さんや兄弟姉妹の虫歯に備えて 現在は制限されてますが、歯を保存しておけば、将来、親子・兄弟姉妹、祖父母・孫の間で歯の移植ができるようになるかも知れません(第三者には使えません)。 親御さんや兄弟姉妹の病気に備えて 再生医療は、基本的にはご本人の治療に限定したものですが、親子・兄弟姉妹の間で血液型が一致した場合は、活用できるようになる可能性があります。
Copyright © とみた歯科医院 All rights reserved